舞妓・芸妓で知られる京都・宮川町にあるお茶屋「たけもと」舞妓さんについて
舞妓のはじまり
京舞妓の始まりは今から約300年前、北野天満宮や八坂神社の門前町にあった水茶屋で、参拝客にお茶や団子をふるまった女性が始まりでといわれています。
はじめは「茶屋」の名のとおり、お茶や団子を出すだけでしたが、次第に茶屋の女性たちが舞や歌を披露するようになって、人が集まるようになりました。これが今でいう「芸妓」にあたる女性です。
茶屋同士の集客合戦は次第に熾烈を極め、やがて少女にかわいい着物を着せ、舞を踊らせるようになりました。これが「舞妓」の始まりです。
舞妓への道のり
舞妓になるためには、それぞれの屋形(置屋:舞妓さんを住み込みで育成し面倒を見るところ)に住み込み、屋形の手伝いをしながら舞や作法、花街言葉などを習得(半年〜1年程度)する事が必要となります。
ある程度、芸事や作法が身に付くと「店出し(舞妓としてお目見えすること)」に向けての準備が始まります。
本人を物心両面で支えるお姉さんを決め、姉妹の盃が交わされます。そしてお姉さんの一文字をとって名前が付けらます。店出しの日が決まれば、そこからの約1ヶ月間は見習い期間となるのです。
見習い期間は、お座敷に出るのも勉強。特定のお座敷に待機し、そこに声の掛かった舞妓・芸妓と共にお座敷を勤め、雰囲気に慣れるように励みます。
晴れて舞妓さんになると、今度は他の舞妓さんと一緒に舞や三味線、お囃子などのお勉強をします。この時期の舞妓さんの一日はというと花街によって多少違いはありますが、午前はお稽古事を行い午後は少し休みを頂いて夕方からお座敷に出る支度を行い各々のお座敷へ向かいます。基本的に芸妓さんになる前の修練期間(5〜6年)を「舞妓さん」と呼び、この期間に、一通りの舞や三味線、お囃子などを勉強します。よって、いきなり芸妓さんになることは出来ません。本来、舞妓は芸妓になるための修行期間です。
舞妓と芸妓の違い
舞妓・芸妓とは、唄や踊り、三味線などの芸で宴席に興を添えることを仕事とする女性の事をいいます。
舞妓とは芸妓になる前の未成年(15歳から20歳くらいまで)の少女のことです。その間、京ことばや舞、三味線などを勉強し、芸妓を目指します。
舞妓として約5年間修行した後、芸妓になります。
なお、芸妓には年齢制限はありません。
しかし、芸妓は結婚したら辞めないといけません。
なので一番多い理由は「寿退社」です。
舞妓の年齢
舞妓になることができるのは15歳以上です。舞妓は芸妓になるための修業期間で、だいたい20歳くらいで舞妓から芸妓へと衿かえ(※)します。
しかし最近では舞妓・芸妓の減少のため、高校を卒業してから舞妓になる人も増えています。
※衿かえ・・・舞妓時代の着物の下に着る「長じゅばん」の衿の色は華やかな赤系の衿から大人の芸妓の証である白い衿にかえる事。
舞妓の髪型
舞妓はその髪型でも経験の違いがわかります。
まず、舞妓の初期の髪型「割れしのぶ」。店出しから2年ほど結います。
その後、「おふく」と呼ばれ3年目くらいから結われます。
そして芸妓になる前2週間ほど結う髪型「先笄(さっこう)」という髪を結います。
また、特別な髪型として「おふく」の人が祇園祭の頃に結う髪型「勝山」や、お正月や八朔など正装の黒紋付を着る時に結う髪型「奴島田(やっこしまだ)」があります。
舞妓の髪の毛はかつらではなく自分の髪で結われています。
舞妓の着付け
舞妓の着物の一番の特徴は「だらりの帯」です。
この帯は足首のあたりまで垂れ下がり、歩くとゆらゆら揺れる帯のことです。
「だらりの帯」はしめるのに大変力が必要で、男衆(おとこし)と呼ばれる着付け専門の男性の手によって着付けが行なわれます。
(見習いさんの間は、帯は「半だら」にして髪は、若い舞妓の「割れしのぶ」に結い、見習い用のかんざしをつけます。店出しをすると帯は「半だら」から「だらり」の帯に変わります。)
舞妓の化粧
店出しの日はお化粧をしてもらいます。それ以降は自分ですることになります。
襟足のおしろいは通常2本ですが、店出しなど特別な時は3本足に塗ります。
口紅は舞妓になって1年未満の舞妓は、下唇にしか口紅をつけることができません。
お化粧はまだまだ下手ですが、ほんとに可愛らしいです。
上唇に口紅をつけられるようになることで、舞妓としての美しさがひときわ輝きを見せるようになります。
舞妓さん
花かんざし
月毎にかわる季節らしいかんざしに加え、祭りの時などは特別なかんざしをつけたりもします。
ぽっちり(帯留め)
大きな帯留めの事を言います。宝石などをあしらった豪華な物もあります。 舞妓さんの装いの中でもシンボルともいえるアクセサリーですが、正装のときは着けません。
帯(だらり)
「だらりの帯」は舞妓さんのトレードマーク。 四季折々で柄も素材も変化します。帯の端には屋形の紋が入っています。
おこぼ
背の高い特有の桐下駄の事です。
舞妓さんのカバンです。舞扇・手拭い・お直し用のおしろい、口紅などが入っています。
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舞妓・芸妓で知られる京都・宮川町にあるお茶屋「たけもと」